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梅花満開の中 春季例祭式典斉行
当社の春季例祭は御祭神の菅原道真公が太宰府でお亡くなりになられた旧暦2月25日を、明治維新後の新暦施行後からは3月25日に斎行されます。例年ですと参道沿いの梅の木はこの例祭頃に見頃になり、紅梅主体の梅園の梅の木はそれ以前に満開になって、この頃には散り始めるのですが、今年は梅園、参道ともに満開近くになっています。おそらく3月10日頃から20日過ぎまで寒い日が続いたため、花のもちがよかったせいかもしれません。下図は梅園の様子です。

 
下図は昨年移築完了の能楽堂本舞台手前の参道沿いの白梅、紅梅の咲き具合ですがほぼ満開近い状態です。


本日の式典には古流柏葉会の地元会員各位により、生花が奉納されました。


自然の摂理に和して生成発展する人の生き方を「天地人」をかたどる花型でいけるのが生花です。生気満ちあふれる天の気を象徴する枝が「真」の枝ですが、ここでは正面に高くのびる「いぶき」の枝を用いて表現されています。真の枝の右側に「副え」の枝も生けられています。向かって左側の低い位置に横にのびる「つばき」の枝で表現されているのが、地の気をあらわす「受(うけ)」の枝です。この天の気と地の気の両者を和するものとしての人の生き方を、向かって右側の手前に、やや弧を描くように伸びる「いぶき」の枝、「流(ながし)」の枝、で表現しているようです。生花はどっしりとした安定的な花型ではありません。「青春時代の真ん中は道に迷っているばかり」の歌詞にあるように、特に、生成発展の最初は不安定の連続かもしれません。不安定をも覚悟しつつ、その中で中庸をとりつつ達成していくものかもしれません。そのような心構えでこれからの生長の季節に乗り出していくことの大切さを物語っているような奉納作品です。
 
 
author:bairinnet, category:祭典・行事, 05:33
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